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1987
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A RUSH AND A PUSH AND THE LAND IS OURS
- オリジナルスタジオ盤としては最後です。後に、モリシーもジョニーも、スミスのベストであると、云っています。作り手のプライドとは全くの別の次元で、ファンはあまりこのアルバムを最高だ、と云いませんが。で、この曲。やっぱり好きですね。作りすぎていようと、小奇麗にまとまっていようと、やっぱり好き。
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I STARTED SOMETHING I COULDN'T FINISH
- やけに自然な流れで2曲目に。ホーンセクションなどが目立ちますが、モリシーの唸り声もインストゥルメントの一つ。ただ、ジョニーのGui.リフよりも、明確なリズムに寄って成っている曲ですね。
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DEATH OF A DISCO DANCER
- 今までに無い曲。モリシーのヴォーカル・メロのみで進行しています。どの曲にも云えることだけれど、ジョニーの曲はモリシーの詞で500万倍くらい、素晴らしくなる。誰か違う人が詞をつけたら、似ても似つかない曲になると思う。この曲は特にそうじゃないだろうか。モリシーのピアノが微笑ましい。
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GIRL FRIEND IN A COMA
- 好きな曲です。ジョニーのGui.も素敵です。アコギを重ねている。ストリングスも。ちょっと大袈裟ですが。モリシーらしい詞です。PVは、急ごしらえな感じでヤル気ゼロ的ですが。可愛いモリシーの口元をじっと見てしまう。
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STOP ME IF YOU THINK YOU'VE HEARD THIS ONE BEFORE
- 後期のスミスで最も好きな曲です。爽やかな疾走感と、ワクワク感があります。ジョニーのチャリチャリしたソロ部も最高に好きです。PVも面白いですね。モリシー、自転車に乗れるんだね、と、初めて観た時思いました。運動神経抜群という話は後から知ったもので。モリシーちっくな若者が、モリシーに従って自転車を駆る様は実に楽しく、仲間に入りたい気持ちで一杯です。・・・・・しかし、あのSalford Lads Club周辺は汚い。
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LAST NIGHT I DREAMT THAT SOMEBODY LOVED ME
- 吃驚する程、大仰な曲ですね・・・・・・。ジョニーの曲も、いつものアッケラカンとした潔さが無く
(もの淋しい曲に於いても、どこかジョニーの曲は醒めている。半分寝ているようで覚醒している感じ。)、ただただジメジメするばかりなり。そんな曲に、モリシーのいつもの叶わぬ夢物語。優れた曲ではあるのかも知れないが、私にはとても白々しく聴こえます。毎日聴きたいとは思わない。
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UNHAPPY BIRTHDAY
- このアルバムで最も、ジョニーとモリシーぽい曲かも・・・。ジョニーも、この曲はお気に入りらしく、折に触れ自分とモリシーのマジカルでスペシャルな関係を語っています。私は、どんなに哀しくて淋しい曲でも、二人は笑いながら作っているんだろうと想像しています。
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PAINT A VULGAR PICTURE
- 面白い曲だけど。私はイマイチ好きじゃないです。詞が、好きじゃないですね。一緒に、曲も安っぽい感じがする。曲だけ聴いたら結構普通の曲かも。・・・・・・私は、好きではありません。安っぽさが強調されてる感じでいやなのです。
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DEATH AT ONE'S ELBOW
- ハモニカがいいですね。曲も詞もピッタリ合っています。
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I WON'T SHARE YOU
- 訳によると、”君と何もシェアしたくない”ですが、私は、”君を誰ともシェアしたくない”と、理解
しています。そして、野望やら夢やら、ドライヴやら、そういったものを、本当にシェアしたい”君”が、誰であろうと、もう其処には居ないのだ、という現実が、圧倒的な寂寥感をこの曲に与えています。”STRANGE WAYS〜”は、完成度は全アルバムで最高のものであるのだろうが(後に二人が云うように)、ジョニーについてはもう、気持ちが”スミス”に無い気がする。二人のモチベーションが、スミスに対して同じウェィトであるとは思えんのです。だから、このアルバムは出番が少ないですね。通しで聴くにはヘヴィ過ぎて。
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SHOPLIFTERS OF THE WORLD UNITE
- 恰好良い曲です。ワイルドなジョニーのGui.にまず、ドキドキしてしまいます。ソロも恰好良い。
残念ながら、BBC番組の口パク映像しか観たこと無いのですが、あれ、楽器は鳴ってないのですかね??モリシーバンド演奏も恰好いい。結構、原曲に忠実なアレンジです。更にハードな感じ。アランのソロもいいです。
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LONDON
- これは、インストでも恰好良いだろうなぁ・・・・主役は飽くまでもジョニーですね。最初から最後まで大好きな曲です。ノイジーでアグレッシヴ。耳が離せませんな。もうちょっと長くてもいいのになー。”RANK”のヴァージョンも凄いですね。分厚い。アドリブも入ってる。
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HALF A PERSON
- 流麗なGui.ワークですね、ジョニー。澱みなく紡がれてゆく心地の良い音楽です。これも一見、何気ない曲ですが、終盤あたりにちょっと盛り上がってきます。で、盛り上がりきらずに終わるのがいいんです。それがジョニーの音楽。
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YOU JUST HAVEN'T EARNED IT YET BABY
- 本当に好きな曲です。このテンポのスミスっていいですね。ジョニーのGui.も凄く楽しげですな。モリシーの歌い方も可愛いな!イントロからして恰好良いですし、もう、興奮します。LIVEで聴いてみたいですが、演った事あるのでしょうか?故カースティ・マッコールとのバージョンも秀逸。アレンジはかなりヘヴィです。
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SHEILA TAKE A BOW
- モリシーの歌詞が楽しく、ジョニーのリラックスしたGui.も面白いです。
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IS IT REALLY SO STRANGE?
- ”SHEILA〜”同様、伴奏という感じのジョニー。飽くまでも、伴奏者としての、Gui.プレイヤーという立場が好きなようでした。モリシーバンドでの、スペンサーの太鼓がいい。
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SWEET AND TENDER HOOLIGAN
- いや、何という恰好良さだろう。この曲を好きじゃないスミスファンて居るのかな。全身の血が沸き立つってこの事じゃないですか。ジョニーのプレイも前のめりです。世にも可愛いモリシーの”エトセトラ”。
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WORK IS A FOUR LETTER WORD
- オリジナルがどんなもんなのか知りません(そして全然知りたくない)が、前出の”Golden Lights”に比べたら、ジョニーのGui.もマシです。でも、明らかにやる気ゼロ。モリシーはいつもと同じく、可愛らしいVo.なのに、ジョニーのプレイには全く精彩がありません。
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I KEEP MINE HIDDEN
- スミスの本当に最後の曲。だからというわけでは無いですが、軽快というよりも寂しいモリシーの口笛。この曲は、ジョニーとモリシーが、もうどうにもならなくなった時の曲で、モリシーがジョニーに謝っている曲だと云われています。歌詞の内容は、どっちかというと批難めいている感じがします。・・・なんか、凄く気になる部分もある・・・・。ジョニーの曲の中でも、そうとう意識の低いものですね。出ますよ、やっぱりね。
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あとがき
- 膨大な曲数かと思いきや、やり終えてみますと”あれ、これだけだったっけ?”という気持ちです。大概のスミス関係のサイトで語られる事は、モリシーの歌詞の事ばかりなので、私はジョニーを真中にしてスミスの楽曲を聴いて書きました。とは云っても詳しくGui.プレイ云々を語れるわけではないので、単なるミーハーなファンの戯言に過ぎません。”全曲解説”ぽい事は、JR氏も本をものしておりますので、”この曲の出所を知りたい”とか、”何がヒントになっているのか”とか、”ジョニーの○○っぽいフレーズが”、とか知りたい方はそちらをどうぞ。私が最初にスミスを聴いて、すぐに惹かれたのがジョニーのGui.でした。
モリシーの歌詞でもなく、歌声でもなく、その存在でもなく。それまでも色々な音楽を聴いてきましたが、やっと理想の音楽家に出会えた!と感動したのを覚えています。まさに眼前がいきなり開けたという感覚でした。スミスが失くなって16年くらい経つにも関わらず、ジョニーが云うように、素晴らしい音楽は、いつの時代にも新しいファンを生むんですよね。スミスにおけるジョニーとモリシーは、背中合わせでくっついているシャム双生児みたいなものだと私は思います。激しい痛みを伴う別れがあり、それぞれが一人で立ってシッカリ歩き始めたのは、実はごくごく最近じゃないだろうか。モリシーはもう、ジョニーを必要とはしていない。ジョニーも自分で歌ってる。そう、頭で考えながらも、また新しい二人の楽曲を聴きたいと、きっと死ぬまで思うのだろうな。だって、何がこれから起こるかなんて誰にも解らないじゃないですか。