The The
スミス結成以前から旧知の仲だったマット・ジョンソンとの作品。サラリとそのアルバムを流し聴いただけではジョニーのハードワークぶりを窺い怪い知る事は不可能であります。ここらでじっくりザ・ザでの彼の音楽に耳を傾けていただきまして、彼の愉悦や快感にも似た苦労を聴き取ってみて下さい。
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このアルバムから参加。セッションばかりの生活にちょっと疲れたジョニーが、やっとバンドというものに加入することを”許された”と感じたマット・ジョンソンのThe Theです。ジョニーは、目一杯マットに気を遣っている風でしたが、インタで”全く気難しい親方だぜ”などの軽口も叩きました。The Theでジョニーは色々なことを学んだようですが、この方の前にジョニー節は炸裂出来るはずがなく、マットファンにはラッキーな一枚、ジョニーファンにはスルメな、職人技が光る一枚。何度も聴いているうちに、こそばゆいくらいにジョニーなプレイに出会えます。特に”Gravitate To Me”、”Beyond Love”の流れの中で彼のギター効果(あえて効果と云いきる)は絶大です。
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ジョニーがこれまで成した仕事の中でも、特に素晴らしい作品です。作曲から全面的に参加しており、前作に比べたらかなりジョニー色も出ています。圧倒的に楽曲の良さが光っているのですが、”Dogs Of Lust”でのジョニーのプレイはワイルドさと繊細さを併せ持ったジョニー新境地のギター・プレイと云っていいでしょう。ジョニー得意のハモニカ・ワークを堪能出来る”Slow Emotion Replay”はファンなら涙もの、そしてこの曲は彼の存在感が最も大きい1曲と云え、その調べも、ちょっと今までのThe Theには有り得なかったような繊細で素朴で、暖かいものです。徹底してマット・サウンドに忠実なフリをしていますが、ジョニーが居なければ、絶対にここまでの素晴らしい佳曲にはならなかったはず。片足突っ込んだくらいでは成し得なかったであろう、才能と才能の融合した奇跡の一枚。私が、スミス以外で気に入っているジョニー作品の中でも、1-2を争うくらいに大好きなアルバムです。